愛は家族をつくる

Thursday, August 27, 2009

最近、家族というのは本当に何だろうとつくづく考えています。今読んでいる本では、愛情と、関わりをもっていく責任への決意が、家族をつくると書いていました。

母はよく、私に家族がいないと心配していました。母にとって、私の世界を認めるのはとても難しかったようです。私には愛してくれるパートナーと沢山のあたたかい友人がいると説明しても、納得出来ず、ただ親戚ともっとかかわり合って、「家族ディナー」にもっと参加して欲しいとよく言われてました。

初めて「血の繋がった家族」と「自分で選んだ家族」が一緒になった席は、私達の結婚式でした。私の人生で初めて二つの世界が混じり合い、「血の繋がった家族」が私のクィアー世界と向き合った、たった一度の瞬間でした。本当に怖かったです。

最近改めて、結婚式のビデオを見て、自分の短いスピーチをよく聞き直したら、家族には「結婚式に来てくれてありがとう。幸運に思っています。"Thank you for coming. We feel lucky."」で、友人には「私達の人生に存在してくれてありがとう。"Thank you for being in our lives."」と言ってました。その言葉の違いを改めて聞いた時、そのクィアー友人達が私達の人生の支えだったと分かりました。

家族は本当は、いろんな形で存在するはずなのに、血のつながり、ストレート等という伝統的な形でしか認められないなら、クィアーの私達には当てはまりません。ストレートの社会が私達の世界を見たくなくても、それは私達の世界が存在しないという事ではありません。

私達自身が自分達の世界と「選んだ家族」を認め、心を込めて耕し育てたいものだと思います。私達の世界は、私達の目の前、ありあまるほど豊かに広がっているのです。

私達の人生に存在してくれてありがとう。

8 comments:

shinn said...

うん分かります。 良い悪いでは無く、親やストレートの人達にとって全てを認めて受け入れるというのは確かに難しい事なんだろうなと僕も最近つくづく思います。 でもね、だからそれに対して絶望したり落ち込んだりする必要は無いんだなとも最近すごく思います。konさんの言うように僕らの前には有り余るほどの世界と幸せが広がってるんですよね ついつい見過ごしがちやけどね^^;
出会って9年、結婚して3年。僕にとって、ぴょんは誰が何と言おうとも僕の大切な家族です。そして僕らを支えてくれる大切な友人たちも大切な家族です。まさしく家族は「愛」です 血の繋がりやストレートだからという定義は何の意味も無いと僕は思います

こちらこそ、僕らの人生に存在してくれてありがとう! konさん&あきさんにはいつも心から感謝してるよ!!

SARA said...

私自身、大きなテーマとなっています。
私たちの存在は自分達のまわりにある「家族」ですがそれは『血』とはとても離れた場所に存在するように感じるのです。
『血』が私を苦しめ『愛』が私を救ってくれました。
二人に出会って二人がこれから子どもを育てていくこと本当に感激しました。
そして真さんぴょんさんの前向きな姿勢に心を打たれました。
私はまだまだ未熟ですがそれでも何年経ってもあきさんkonさんに胸を張って会いにいける家族でいたいと思います。

ゆき said...

わたしたちは、まだ自分たちの家族にカムアウトしていません。もちろん認めてほしいという気持ちもあるけど、親にとっては知らないほうがいいのかも…と思ってみたり。これからも葛藤は続きそうです。
 でも、わたしたちは2人で小さな幸せを築いていこうと思います。男とか女とか関係なく、私は「ひさ」という一人の人を好きになりました。それは、付き合い始めたときから変わらない思いです。
 あきさん、こんさんたちに負けないよう素敵な家族になります!!

kon said...

shinnさん、
はい。家族が私達の人生の全部を認めるのは難しいですね。そして、それにがっかりもするけど、時々、家族は本当に変わって成長してくれたりもします。私の家族は、とても時間がかかりましたけど…

私のとても好きな先生が「私達は自分を自分の人生の中心にしなければ」と言っていました。がっかりしたり、自分が見えない存在に感じる時はよくこれを思い出すようにしています。

はい、しんさんとぴょんさんは立派な家族です。お二人が家族でなければ、家族っていうものは無いと思います。お二人の愛情は山を動かせるような気がしますよ。

しんさんぴょんさんが、数年前に私達の人生に現れてくれて、二人の美しい挙式を見る事が出来た時、私達の中で何かが永遠に変わった気がしましたよ。本当によかったです。私達こそ感謝しています。

ずっと仲良くしてくださいね。

kon said...

Saraさん、
Ruiさんの「愛」がSaraさんを救ったんですね。それで、四人で、本当に素晴らしい家族をつくりましたね。

Sara&Ruiさん家族がカナダに来た時は、私達はとても感動しました。その時は私達は将来のことが心配で、ちょっと落ち込んでいるところでした。

でもSara&Ruiさん家族が「愛は家族をつくる」をまさにモデルしてくれる存在でした。

本当に特別な家族です。

で、Saraさんは未熟ではないですよ。
私の目から見たら、経験深く、すごい勇気を持っているように見えます。先輩家族、これからもよろしくお願いします。

次バンクーバーに来るのを待っています。
そして、みんなでプライドパレードで誇りをもって家族で歩きましょうね。

kon said...

ゆきさん、
カムアウトはとても複雑で感情的なプロセスですもんね。で、人によっていろいろ違いますしね。はっきりした答えや保証は本当にないけど
みんなが成長出来る機会でもあると思っています。

「二人で小さな幸せ」と言ってますがお二人の愛情はとても大きかったですよ。お二人の強い愛情と絆はよく見えました。で、ゆきさんがどんなにひささんのことが大好きであるのかも見えました。

バスを追いかけたもんね!(笑)

ひささんはとても魅力のある人に感じました。私達は少ししか一緒に時間を過ごしていないけど、そう思いました。お二人は本当にお似合いなカップルです。

新婚生活を十分楽しんでくださいね。
いつも応援しています。

wakako said...

今更のコメントで申し訳ありません。(じるんこです)

カミングアウト。
ウチも何度かしていますが、未だになかった事にされてる感じです。
でもぶつかり合うたびに、母の受け止め方が変わってきているのは感じます。
まだまだ時間はかかるけど・・・いつかきっとわかってくれる日が来ると信じてます。

『愛は家族をつくる』
素晴らしい言葉ですね。

まだウチらは結婚してないので恋人気分な部分もあるけれど、何かが変わって来た様に思います。いい方向でねw
2人の間に、とっても穏やかな時間が流れているように思います。
家族って、こんな感じなのかな・・・って思ったりもします。

現行の日本の法律上、全く家族として機能しないけれど、でもそういう次元じゃない何かで繋がっているんだと思います。

文字や言葉では薄っぺらく思われてしまうかもしれないけど、そうじゃない何かをウチらは持ち合わせているんだと思います。

あえて言うなら、『愛』+『絆』=『家族』って感じですかね!

kon said...

wakakoさん、
ようこそ!コメントありがとう。

そうですね。親にカミングアウトは時間がかかりますね。でも、wakakoさんが言うように少しずつ親も変わっていくし、自分も変わっていくような気がします。私も何回も何年も母に説明したんですが、時々全然聞こえていない様子でした。でも聞こえてなくても、自分の存在を言葉にするのは大事だな、と思います。wakakoさん頑張ってくださいね。

お二人はとても仲良しなんですね〜
一緒にいて、居心地良いのは本当に気持ちいいですよね。クゥイアーの私達にはこれは軽く見過ごす事は出来ない点ですね。社会も法律にも認められない関係でも一緒にいたい。これが本当の愛だと思います。で、この愛の強さにはいつも圧倒されます。

今の日本では法律で認められていないけど、
十年前、カナダでも同じでした。それがこういうことになるのは夢にも思わなかったです。
ですから、希望をもってくださいね。